さて幕府からの文書には、ロシア政府が正式に過去の事件について謝罪すれば捕虜を返還する、という意味のことが書か …
第1章高田屋嘉兵衛 かくして一件落着⑤
翌日、リコルドを伴って嘉兵衛さんが浜辺に上陸すると、平蔵と金蔵が陣屋から預かった文書を持って立っていました。 …
第1章高田屋嘉兵衛 かくして一件落着④
「ああ、よかろう。そうしたければ連れて行け。だが、それでは何も解決しない。おまえはまだ、わしらを捕虜だと思っ …
第1章高田屋嘉兵衛 かくして一件落着③
「平蔵、金蔵、わしの形見じゃ。弟の金兵衛に届けてくれ。陣屋に事の経緯(いきさつ)をお話し申し上げ、お役人衆の …
第1章高田屋嘉兵衛 かくして一件落着②
このリコルドの命令に嘉兵衛さんが立腹した理由は、ただ一つ。そこが日本の領土だからです。ロシアで囚われていたと …
第1章高田屋嘉兵衛 かくして一件落着①
やがて船は国後沖に到着。ところがロシアの軍艦が現われたというのに、役人たちが待ち構えているはずの陣屋が騒ぎ立 …
第1章高田屋嘉兵衛 カムチャツカの民間外交⑤
乗船の際にはこんなこともありました。さっさと乗り込んだ嘉兵衛さんを、リコルドが「タイショウ、いったん船を下り …
第1章高田屋嘉兵衛 カムチャツカの民間外交④
ペトロフスキー長官は丁重な態度で、そんな嘉兵衛さんの話にじっくり耳を傾けてくれました。面談の終わり際(ぎわ) …
第1章高田屋嘉兵衛 カムチャツカの民間外交③
けれども、カムチャッカ長官に昇進したリコルドが多忙をきわめたことなどもあって、ゴロヴニン解放に関する交渉はな …
第1章高田屋嘉兵衛 カムチャツカの民間外交②
ロシアに着くと、嘉兵衛さんは日本の代表として堂々たる民間外交を展開しました。地元の有力者たちとの交流も深め、 …
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