何百年も後に世界文化遺産に選ばれるぐらいですから、当時の外国の人たちも、あの鳥居を見ながら「日本はなんと美し …
カテゴリー: 著書
第4章・平清盛 「国際化のシンボルだった厳島神社」③
清盛は、単に派手な建造物で自分の権威を見せびらかしたかったわけではありません。意味もなく豪華な庁舎を建てたが …
第4章・平清盛 「国際化のシンボルだった厳島神社」②
その血筋ですから、清盛が海の外に目を向けたのも、ごく自然な流れでした。デビューしてから間もなく安芸守(あきの …
第4章・平清盛 「国際化のシンボルだった厳島神社」①
この貿易を通じて清盛は、さらに革命的なことをやりました。 それは貨幣経済です。それまでの日本は物々交換の流 …
第4章・平清盛 「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」⑥
「もはや唐から学ぶものはない」と遣唐使を廃止した菅原道真(すがわらのみちざね)も、実は貿易まで不要だとは言っ …
第4章・平清盛 「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」⑤
また、清盛が秀れていたのは、国内を取り締まる権力を確立しただけでなく、日本という国をより栄(さか)えさせるに …
第4章・平清盛 「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」④
しかし、だからといってといって伝説と史実を混同してはいけませんね。私が清盛を語りたい理由の一つがそこなんです …
第4章・平清盛 「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」③
そこでいちばんの被害者になったのが、清盛でした。スピード出世で頂点をきわめた強者(つわもの)ですから、「盛者 …
第4章・平清盛 「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」②
平家物語の作者は、信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)とされていますが、それを指導したのは慈円(じえん)と …
第4章・平清盛「「平家物語」が歪めた清盛の人物像」①
芸術家の中には、生きているあいだは誰にも認められず、亡くなってからたいへん評価されて有名になる人がいます。せ …
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