このブログについて

このブログでは、三波春夫の娘であり晩年の11年間マネージャーを務めた私、
三波美夕紀が、三波春夫の著作をご紹介しております。

生涯をかけて日本と日本人を想い、明るい声と笑顔で唄い続けた三波春夫は、
歌手であり、作詞・作曲家であり、俳人であり、そして、本を書きました。

歌謡生活20周年リサイタルのパンフレットに、このようなことを書いています。

『創造する喜びを胸に、終りなきわが歌の道は何処まで続くやら、
この生命終るまで歌いつづけたい。
その時どきの社会と共に、いや、日本人大衆と共に泣き共に喜び、共に怒り、
共に夢を語りたい。
私はあくまでも日本人の善意を信じて、
人間の素晴らしさと美しさに感動しつづけたい。
日本の国に生まれ、日本に育ち、
日本人の心にせめて楽しみをお送り申し上げたい。
辛い涙が流れた時にせめて薄めて差し上げられる様な歌を、芸を、
私は演じつづけたいのである』

皆様のなにかのお役にたちたいという精神は、本を書くときも同じでした。

ご高覧いただき、お楽しみいただければ幸いでございます。

株式会社三波クリエイツ
代表取締役 三波美夕紀