このように、力のない者や立場の弱い者のことを第一に考えるのが、大石内蔵助という人でした。浅野内匠頭も、あの世 …
月: 2021年12月
第2章大石内蔵助 「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれた男⑥
内蔵助と大野の考え方は、藩士の退職金についても対立しました。禄高(ろくだか)に応じた額を支払うべきだと主張す …
第2章大石内蔵助 「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれた男⑤
もちろん内蔵助としては、できることなら額面どおり十割で交換してやりたかったことでしょうが、思いをこめての六割 …
第2章大石内蔵助 「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれた男④
このとき、赤穂藩の勘定奉行・大野九郎兵衛(おおのくろべえ)は、五割での交換を主張しました。 ところが内蔵助 …