このように、力のない者や立場の弱い者のことを第一に考えるのが、大石内蔵助という人でした。浅野内匠頭も、あの世から家老の働きを目を細めて見ていたのではないでしょうか。
「忠臣蔵」というと、どうしても討ち入りの話がクローズアップされますが、こうした行政官としての立派な仕事ぶりをきちんと見なければ、大石内蔵助という人物を理解したことにはならないと思います。
【コメント】
本年のブログ更新は、本日までとさせて頂きます。
次回は、来年1月14日に更新いたします。
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