だから討ち入りに加わるのは、本当にその行動の意味を理解している者だけでいい。たとえ人数は少なくとも、同じ信念 …
第2章大石内蔵助 「鉄石の集団」②
内蔵助がいちばん心を砕(くだ)いたのは、討ち入り決行までに鉄の結束の集団を作り上げることでした。広く天下に問 …
第2章大石内蔵助 「鉄石の集団」①
不条理な政道への批判を世の中に知ってもらいたい・・・・・・この目的のために、内蔵助は討ち入りまで長い準備期間 …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り⑧
これで三右衛門は無罪放免。そればかりか内蔵助は六人の専門家を仙台藩に派遣し、塩作りの指導にあたらせました。 …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り⑦
ところが予定外のことが起こりました。あまりにも熱心に塩作りを学んでいたのが裏目に出て、ある人に「こんなに勤勉 …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り⑥
実は吉良邸討ち入りの後にも、赤穂浪士が昔の恩を返してもらったことがありました。仇討ちを果たした彼らが上野介の …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り⑤
苦しいときに手を貸してくれる人々がいたというのは、赤穂藩が常日頃から誠実に外部とつきあっていた証拠でしょう。 …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り④
しかし、いちばん辛かったのはプロの人足よりも、駕籠に揺られていた使者たちのほうかもしれませんね。人が担いで走 …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り③
江戸から赤穂までは、およそ百五十五里。江戸で赤穂藩の使者を乗せた早駕籠(はやかご)は、宿場宿場でバトンタッチ …
第2章大石内蔵助 赤穂の命は塩作り②
そうやって築いていた信頼関係が、思わぬところで生きました。大切な情報が、ふつうでは考えられないほど早く、江戸 …
コメントを投稿するにはログインしてください。