それを見ていて石坂宗哲は、この人をそのまま中間部屋に出入りさせていてはいけない、と考えました。あんまり銀一が …

続きを読む 第3章・勝海舟　「美田を残さなかった曾祖父」③

　さて海舟の曾祖父にあたる山上銀一さんというお方は、私の故郷から一つ峠を越えたところにある長鳥という土地に生ま …

続きを読む 第3章・勝海舟　「美田を残さなかった曾祖父」②

　私が勝海舟に親しみを感じるのは、二つばかり個人的な理由があります。一つは、かつて歌舞伎座（かぶきざ）で上演し …

続きを読む 第3章・勝海舟　「美田を残さなかった曾祖父」①

　また、こんなことも言っています。 　「行政改革というのは、まず上の者が自分で血を流す覚悟でやらないとうまくい …

続きを読む 第3章・勝海舟　「日本人はみみっちいぜ」⑥