生きていたのは、強運としか言いようがありません。おそらく三時間ぐらい気を失っていたのでしょう。目が覚めたとき …
月: 2020年11月
第1章高田屋嘉兵衛 「浪曲上等兵」の終戦②
激戦が五日目を迎えたとき、めずらしく白い握り飯が配られました。とっておきの白米です。その意味を全員がかみしめ …
第1章高田屋嘉兵衛 「浪曲上等兵」の終戦①
ここで話は少し脱線します。少しじゃ済まないかもしれませんが、全然関係のないお話をするわけではありませんので、 …
第1章高田屋嘉兵衛 捕虜となったロシア艦長③
リコルドが「しまった!」と地団駄(じだんだ)踏んでも、もう遅い。水兵たちは「艦長がやられた!」と怒り心頭、陸 …