もともと冬の日本海というのは、難破する確率の高い怖ろしい海でした。でも河村瑞賢は積み荷の重さなどをきちんと計 …
月: 2020年8月
第1章高田屋嘉兵衛 幕府の命でエトロフへ①
いずれにしろ、北前船は嘉兵衛さんに莫大(ばくだい)な富をもたらしました。一度の航海で五百両もの利益が出たとい …
第1章高田屋嘉兵衛 二十六歳の若さで千五百石船を⑤
千五百石船というのは、単に資金さえあれば建造できるわけではありません。もちろん二十六歳の若さでそれだけの資金 …
第1章高田屋嘉兵衛 二十六歳の若さで千五百石船を④
そして兵庫で身を寄せた先が、廻船問屋をしていた堺屋(さかいや)喜兵衛の家。淡路島にいた当時から瓦船(かわらぶ …