さて、ここで尊徳先生は書類を差し出して、開拓上の計算を藩主に説明しました。 「開墾に取り組んで一年目に米が一石 …
第5章・二宮尊徳「補助金を断わる」⑤
援助金は百害あって一利なしという尊徳先生の言葉は、現代にもそっくり当てはまります。毎年、三兆円も国庫から支出さ …
第5章・二宮尊徳「補助金を断わる」④
「はい、一文(いちもん)も不要と存じます。恐れながら申し上げますが、今までに一万二千両もの補助金をお出しになり …
第5章・二宮尊徳「補助金を断わる」③
はじめは断わったものの再三のご下命。「一度、私が実地を調べて参ります」と言上(ごんじょう)して三ヶ村を廻り、あ …
第5章・二宮尊徳「補助金を断わる」②
しかし、この五年間の尽力は、小田原藩七万五千石の藩主・大久保忠真(ただざね)の耳に入りました。実は、幕閣で老中 …
第5章・二宮尊徳「補助金を断わる」①
ついに、約束の五年が過ぎて、千両の借金は消え、三百両も余りが出ました。 金次郎はこれを持って服部夫妻に報告をし …
第5章・二宮尊徳「思わぬ仕官」③
堂々たる体格から発する声は、さぞや威厳があったことでしょう。当然、使用人たちの給金も少しは減らされたわけでしょ …
第5章・二宮尊徳「思わぬ仕官」②
こう言われては金次郎さん、腰を上げないわけにはいきません。 妻のきのに向かって、 「勝手な奴と恨(うら)んでく …
第5章・二宮尊徳「思わぬ仕官」①
二十四歳で我が家も本格的な建築にした金次郎は、秋の収穫を終えると江戸や名古屋、京都あたりに五十日間の実地見学の …
第5章・二宮尊徳「二十代にして生家を復興」②
ある日金次郎青年が畑を耕(たがや)そうと鍬(くわ)を持ったら壊れていて使えない。そこで金次郎は隣家の小父(おじ …
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