第3章・勝海舟 「恨みを残さず、徳を残せ」⑦

 実はこの会食をセッティングしたのが、勝海舟でした。いろいろあったけど、過ぎたことは水に流して日本の将来のことを考えましょうという、いわば手打ち式の場を設けたわけです。もちろん明治天皇も皇后様も、慶喜夫妻を丁重におもてなしなさいました。皇后様にお酌(しゃく)をしていただいて感激した慶喜は、帰りに勝さんの屋敷に立ち寄り、「ほんとうにありがとう。今日の酒はまことに旨(うま)かった」とお礼を言ったそうです。


【コメント】

では、この続きはまた、来週金曜日に更新いたします!