二十一世紀を迎えようとしている今でさえ、迷信にこだわったり宗教に惑わされる人が後を絶ちませんが、八百年前の清盛のほうがよほど近代人だったと思います。
清盛を苛立(いらだ)たせたのは、行者のお告げばかりではありません。平安時代の公家(くげ)の中には、巫竹(ぜいちく)を立ててその倒れ方で政策を決めたり、祟(たた)りを恐れて獣霊にすがりついたりする者も少なくありません。しかし、そういうものを政治に持ち込んではならない、というのが清盛の考え方でしたから、周囲と揉(も)めるのは当然です。
【コメント】
三波春夫は、何に対しても「敬っても、恃まず」でした。
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