第5章・二宮尊徳「なぜ、金次郎は薪を背負って本を読んでいたのか」③

このような学習法で、金次郎は四書五経をことごとく諳(そら)んじていたそうです。尊徳先生が単なる財政や物づくりの専門家に終わらなかったのも、こうした基礎的な教養を若い頃に身につけていたからでしょう。

のちに尊徳は和歌に、

「古(いにしえ)は人もこの世もなかりけり高天原(たかまがはら)に神いましつつ」

と詠んでいます。さながら宇宙のビッグバンですね。尊徳は「天地の鋳直(いなお)し」という言葉 で「個人も社会も生まれ変わるほどに自らを改めてこそ、はじめて発展があるのだ」と教え ています。 独自の哲学に裏打ちされていたからこそ、尊徳はみんなから尊敬を集めていたの ではないでしょうか。


【コメント】

短いご紹介ですが、深い意味合いの事ばかりでございました。
ではまた、来週金曜日に更新いたします。

13日19時~BSテレ東にて、「徳光和夫の名曲にっぽん 熱演・熱唱!長編ドラマチック歌謡2時間スペシャル」、
15日16時30分~NHK総合にて、三波春夫が出演している「第22回 紅白歌合戦 後編」が放送されます。
ぜひご覧くださいませ。