第4章・平清盛 「天皇の落とし胤(だね)」③

 男子誕生となると皇位の継承にからんでいろいろと厄介(やっかい)な問題が生じます。だから白河法皇は、男の子ならば忠盛が自分の子として育てるように頼んだのです。

 そして生まれたのが、清盛でした。その名も、白河法皇が与えたようなもの。生まれた男の子は、我(が)が強いのか夜泣きがひどかったそうです。それが周囲を手こずらせていると聞き及んだ白河法皇は、こんな御歌を詠(よ)んで忠盛を元気づけました。

 よなきすと ただもりたてよ 末の代に きよく さかふることもこそあれ
 (夜泣きすと 忠盛立てよ 末の代に 清く盛うることもこそあれ)


【コメント】

では、この続きは来週金曜日に更新いたします!