第4章・平清盛 「神輿に矢を放った男」⑧ 

 しかし、当時の実権を握っていた鳥羽(とば)法皇には、清盛に対して「よくぞやってくれた」という思いがあったのでしょう。流刑(るけい)のような厳しい刑は下さず、贖銅(しょくどう)三十斤(きん)という軽い罰金刑を清盛に言い渡しています。そして清盛はその後もまっしぐらに出世街道を突き進み、ついに武家として初めて太政大臣にまで上り詰めました。

 誰もできなかったことでも、それが正しいと信ずれば前例にとらわれずにやってのける。そういう人物が出るというのは、素晴らしいと思いますね。思い切ったことをやらず、弊害があると知りつつ前例を踏襲することしかできない人が出世する今の世の中は、やはり何か間違っているとしか思えません。


【コメント】

なんとタイムリーな三波春夫の著述かと…。
しかしながら、昔も今もという事ですね。だからこそ、「平清盛」を書きたかったのだと思われます。

さて、25日夜はBS日テレ「歌謡プレミアム」の三波春夫特集でお楽しみくださいませ!!

そして、本日をもって、今年のブログ更新を終わります。来年のスタートは、1月12日(金)です。よろしくお願いいたします。
今年もお読み頂きまして、ありがとうございました。
お体をお大切に、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!!