第4章・平清盛 「神輿に矢を放った男」②

 清盛に付いて回る悪いイメージは、はっきり申し上げて、後から生まれた誤解です。実際に清盛が行なったことを素直な目で見ると、偉大な政治家だったことが分かるのです。では、これから清盛の実像をお話しして、悪評の誤解を解いてまいりましょう。

 そもそも、良い政治家とは何でしょう。簡単に申し上げれば、それは世のため人のため一生懸命に汗をかく政治家のことです。特定のお役所のため、選挙のため、仲良くしている業界や団体のためだけに働く人のことではありません。もちろん、政治家の弱味につけこんでそれを利用し、自分たちの要求ばかり通そうとする人たちのいることも事実。政治家が悪いから、そういう人たちが出るのか、それとも、こうした人たちがいるから、政治家が悪くなるのか…·····いずれが先かは分かりませんが、いずれにしてもそんな状況はけっして褒(ほ)められたことではありません。


【コメント】

この続きはまた来週金曜日に更新いたします。

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