第5章・二宮尊徳「十六年がかりの財政再建」①

桜町陣屋というところに居を構えた尊徳先生。当時お住まいになった屋敷が、現在もそのまま残っており、近くには二宮神社もあって観光名所にもなっています。 私も仕事の折に寄らせて頂きましたが、清々(すがすが)しい風に素朴な家、土の色・・・・・・何ともいえぬ気持ちになりました。

先生の身分は小田原藩士となり、名主(なぬし)役として五石二人扶持(ぶち)(米にすると二十俵)と、現地の手当てとして毎年五十俵を支給されることになりました。

また宇津木家へは、向こう十年間、租税は千五百俵と百四十五両とし、いかに増収があっても上納しなくてよい旨(むね)が言い渡され、年に米二百俵と五十両の補助が出されることになりました。補助金は要りませんと言う尊徳の心意気に、藩主が「せめても」と決めたことでした。


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