そこで彼は何をしたか。こういうときに領民がいちばん不安に思っているのは、藩札(はんさつ)の交換がどうなるかと …
カテゴリー: 熱血!日本偉人伝
第2章大石内蔵助 「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれた男②
お殿様が切腹して城を明け渡すことになったとき、藩を預かる家老、今で言えば一国の首相がまず考えるべきは何か。赤 …
第2章大石内蔵助 「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれた男①
さて、「公」のために刀を抜いた主君と同様、大石内蔵助も私憤だけに凝(こ)り固まるような人間ではありませんでし …
第2章大石内蔵助 公に尽くすは武士の本懐④
もちろん、これに似たようなことは、現代の会社でもありますね。社長や上司の私事で、あちらこちら奔走(ほんそう) …
第2章大石内蔵助 公に尽くすは武士の本懐③
たしかに、斬りつけた相手は吉良でした。しかし、このとき長矩の胸に渦巻(うずま)いていたものは、将軍綱吉への怒 …
第2章大石内蔵助 公に尽くすは武士の本懐②
そもそも吉良の横暴に業を煮やしていた上に、急の式次第変更に右往左往させられていた長矩です。この科白に彼の堪忍 …
第2章大石内蔵助 公に尽くすは武士の本懐①
そして儀式の行なわれる三月十四日。その朝、式次第に思いがけない変更がありました。従一位への昇進を願って桂昌院 …
第2章大石内蔵助 「松の廊下」の真相とは⑧
そんなわけで「気の利(き)かない浅野」を快(こころよ)く思っていない上野介は、何かにつけて長矩に無理難題を押 …
第2章大石内蔵助 「松の廊下」の真相とは⑦
それが上野介の気持ちを逆撫(さかな)でしたわけですが、私に言わせれば、これは家老の責任です。いくら納めたらい …
第2章大石内蔵助 「松の廊下」の真相とは⑥
ところが、桂昌院の昇進問題にはなかなか結論が出ない。それで上野介は、かなり機嫌を悪くしていたようです。そこへ …
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