米山検校の仕事が一代で終わったことで、多くの貸付金が棒引きになりました。その中には、水戸家に貸したお金も含ま …
カテゴリー: 熱血!日本偉人伝
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」⑧
「おまえたちは、昔の苦しい時代を忘れたか。貧しい時代を思ったら、今の豊かな暮らしに感謝しなけりゃならない。そ …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」⑦
米山検校はそれ以外にも、越後の高田に鍼灸術(しんきゅうじゅつ)の学校を作ったりしているのですが、何より立派だ …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」⑥
検校というと悪どい高利貸しのイメージもありますが、米山検校は違います。利益を世の中に還元することを忘れません …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」⑤
幕府が盲人に金貸し業を許可したのも、今風に言えば福祉政策の一環です。「官金貸付」という判を証文に押したそうで …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」④
ちなみに座頭とか検校というのは、盲人に与えられた官名のこと。話は少し逸(そ)れますが、いまのような人権概念こ …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」③
それを見ていて石坂宗哲は、この人をそのまま中間部屋に出入りさせていてはいけない、と考えました。あんまり銀一が …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」②
さて海舟の曾祖父にあたる山上銀一さんというお方は、私の故郷から一つ峠を越えたところにある長鳥という土地に生ま …
第3章・勝海舟 「美田を残さなかった曾祖父」①
私が勝海舟に親しみを感じるのは、二つばかり個人的な理由があります。一つは、かつて歌舞伎座(かぶきざ)で上演し …
第3章・勝海舟 「日本人はみみっちいぜ」⑥
また、こんなことも言っています。 「行政改革というのは、まず上の者が自分で血を流す覚悟でやらないとうまくい …
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